ppBlog Manual

最終更新日時:2008/05/12 23:59:21


ppBlogとは

 PHP言語で書かれたフリーのブログ作成ツールです。ppBlog"pp" は,personal publishing の頭文字です。今ではPHP製のブログツールは他にもありますが、ppBlogはフリーなのに高機能で、かつ扱いやすいのではと自負しています。


特 徴

 以下のような特徴を持っています。

設置編

 ここでは実際の設置についての解説します。

■ 動作環境 top↑

必 須
PHP4.2.0以上
今時のサーバーであれば、これ以下のバージョンのPHPを提供しているところはないとは思いますが。要はregister_globalsがoffで$_POST, $_GETを認識してくれるかどうかです。
推 奨
マルチバイト関数をサポートしている
少なくとも日本国内のレンタルサーバーであれば、マルチバイト非対応というはないでしょう。
GD2.0以上に対応している
サムネイル画像の生成は2.0以上だときれいなのが出来ます。これも殆どのサーバーは対応済みだと思います。

■ 準 備 top↑

 この手のスクリプトはどれもそうですが、サーバーにファイルをアップしたり、時にはダウンロードしたりする必要があります。こういうときには FTPソフトが必須となります。FTPソフトは色々ありますが、フリーソフトなのに機能は申し分ないFFFTPがおススメです。なので、まずはこれを入手されて使える状態にして下さい。レンタルサーバーなどでも、このソフトを使って設定例を示しているところもありますね。

■ 設置方法 top↑

  1. 解凍したディレクトリ(ppBlogという名前は好きに変更して下さい)を丸ごとサーバーのしかるべき場所へアップロード
  2. アップロードしたディレクトリ自体のパーミッションを755に設定
  3. 次にtheme ディレクトリのパーミッションを707以上,その下の basicディレクトリも707以上,tempalte.phpやcssファイルは606以上(606 or 666)に変更して下さい。
  4. 最後にinstall.php にアクセスし, ここで管理者ログイン名やパスワードを設定してトップページに移ったら設置成功です。
  5.  インストールに成功するとppBlogディレクトリ全体は大体以下のようになっているはずです。
  6. *パーミッションに関しては、サーバーごとの設定が若干異なると思います。その際は、レンタルサーバーなどで指定されたパーミッション指定を優先して下さい。
  1. ppBlog :ブログ本体 (755)
  2. log (707 or 777) :記事ログファイルの収納ディレクトリ
  3. comments (707 or 777) :コメントログファイルの収納ディレクトリ
  4. trackbacks (707 or 777) :トラックバックログの収納ディレクトリ
  5. feeds (707 or 777) :RSSのファイル収納ディレクトリ(RSS2.0/Atom0.3/1.0)
  6. affixed(707 or 777):画像以外の添付ファイルの収納ディレクトリ
  7. cache (707 or 777) :キャッシュファイル収納ディレクトリ
  8. pages (707 or 777) :作成ページ収納ディレクトリ
  9. stat (707 or 777) :アクセス解析ディレクトリ
    • data(707 or 777):生ログ保存ディレクトリ
    • icon(707 or 777):各種アイコン収納
    • log.php :ログ取得スクリプト
    • get_env.php :ユーザー環境取得スクリプト
    • get_env.js :
    • view.php :解析表示用スクリプト
    • bar.png :グラフ用画像
    • stat.css :スタイルシート
  10. PIX (707 or 777) :アップ画像のディレクトリ
    • s1 (707 or 777) :サムネイル画像のディレクトリ1
    • s2 (707 or 777) :サムネイル画像のディレクトリ2
  11. theme (707 or 777) :テーマを入れるディレクトリ
    • basic (707 or 777) :テーマ「basic」
      • Images (707 or 777) :画像ディレクトリ
      • template.php (606 or 666) :テンプレート
      • basic.css (606 or 666) :CSSファイル
  12. js :JavaScriptを入れるディレクトリ
    • oParts.js :基本となる関数群を定義
    • lib.js :上記スクリプトを元にしたライブラリ
    • editor.js :エディタ用スクリプト
    • comment.js :コメントフォーム補助スクリプト
    • photoeffect.js :アップした写真をお洒落に見せるスクリプト用
    • syntax.js :CSSやJavaScript、PHPスクリプトのソースハイライト表示用
    • md5.js :暗号化送信用スクリプト
  13. modules :各種モジュールを収納
  14. owner (707 or 777) :管理者の各種設定ファイルを収納
  15. Images (707 or 777) :アイコンイメージなどの画像ディレクトリ
  16. smiley (707 or 777) :スマイリーアイコンのディレクトリ
  17. buttons :記事入力時のアイコンを収納
  18. index.php :キモのスクリプト本体
  19. utils.php :ユーティリティー関数群
  20. utils_admin.php :ユーティリティー関数群(管理用)
  21. xmlrpc.php :更新情報をPing serverに送るスクリプト
  22. cache.php :キャッシュファイル生成スクリプト
  23. ajax.php :Ajax用スクリプト
  24. mob.php :モブログ送信用スクリプト
  25. moby.php :ケータイ閲覧用スクリプト
  26. moby_admin.php :ケータイ閲覧用スクリプト(管理用)
  27. trackback.php :トラックバック実行関数
  28. admin.php :管理者ログイン実行ファイル
  29. session.class.php :独自セッション管理ファイル
  30. install.php :初期インストール用ファイル(自動インストール版のみ。セーフモード版には含まれません)

■ 上手くインストールされないときは top↑

 お使いのサーバーのPHPがセーフモードで動いている場合は、自動インストールは上手くいかないかもしれません。この場合は、セーフモード版をダウンロードされてFTPソフトを使って手動でディレクトリやファイルのパーミッションを行います。  
  1. まず、セーフモード版をフォルダごとしかるべきディレクトリにアップ。そのアップしたディレクトリのパーミッションを755に設定します。
  2. 次に,上の全体図を参考にしながら、指定されたディレクトリのパーミッションを707以上に設定します。FFFTPなどのFTPソフトでは、複数のディレクトリを選択した状態でパーミッションの設定が可能なので活用しましょう。
  3. 基本的には、書き換えが必要なファイルのパーミッションは606 or 666、その上位ディレクトリのパーミッションは707 or 777 に設定するのが一般的です。
  4. 各種設定ファイルを入れるownerディレクトリのパーミッションは、間違いなく707以上にして、かつその中にあるもろもろのファイルは606以上に設定しましょう。
  5. セーフモード版では、初期ログインのID名はadmin, パスワードはpassとなっています。上記パーミッションの設定が済んだら、まずはログインして、お好きなID名とパスワードに変更して下さい。
  6. これでもダメなときはフォーラムで相談して下さい。

実 践 ~ 基本編

 基本的には,ブログについての主要な作業 ― 文章を書いたり、カテゴリーを追加したり、画像を管理したりなどなど― は、すべて管理者専用の管理画面から行います。インストール時に指定したIDとパスワードで管理画面に入ることが出来ます。

 以下、画像もあわせて説明していきますが、縮小された画像であればマウスクリックするとその場でポップアップ表示され、再度クリックするとポップアップを閉じることが出来ます。縮小された画像はマウスカーソルがポインターの形状になるので目安にして下さい。

■ 管理画面トップ top↑

ControlPanel

ControlPanel

 ログインすると、右図のような管理画面に入ることができます。最初は、左側のパネルメニューが表示されるだけですが、図のようにセレクトメニューでログイン時の規定のモードを設定することができます。一応、図にあるようなモードを用意していますが、スクリプト(admin.php)をちょいといじれば、自分の好みのモードを表示させることも出来ます。尚、左上にタブが見えますが、これでメニューの表示・非表示を切り替えることが出来ます。ブラウザ画面が狭いときなどに活用できます。


■ 記事の作成 top↑

Write View

SmileySelect

投稿記事の作成画面です。HTMLエディタのような感じに仕上げています。文字を強調したい場合などは、文字列をマウスで選択した状態で、 各種ボタンを選べばOKです。実際には、本物のWYSIWYGエディタのようにはいきませんで、例えば「B」ボタンを押すと
<strong>強調したい文字列</strong>
のようにHTMLタグはそのままテキストエリアに反映されます。でも、やっぱり実際の見え具合をその場で確認したいときもあるでしょう。そんなときのために、ppBlogでは、ローカルプレビュー機能を備えています。「ローカルプレビュー」のラジオボタンをクリックするだけです。 上の図のスマイリーは、デフォルトで付いている顔文字ですが、管理画面からいくらでもお気に入りの画像を追加することができます。


■ 記事の投稿 top↑

Publish

さて、記事を書いたら公開するわけですが、これは右図にあるように「公開」ボタンを押せば完了です。この際、Windowsの IEであれば クリップボードに投稿記事をコピーしてます。一時的なバックアップみたいなものです。
 また、文章は書いたけど、まだ途中であったり、まだ公開したくないこともあると思います。このときは「ドラフト」ボタンを押せば、 非公開の状態でサーバーに保存できます。感じとしては草稿ボックスに入れておくようなものです。このドラフト記事は、ログインしている 管理者だけに見えます。

drafted

このように、管理者には「未公開の記事です」と表記されるので一目で分かります。
ちなみに、投稿に際して記事内容は必須ですが、タイトルは必須ではありません。タイトルを書き忘れたりして投稿した時には、この図のように 「タイトルなし」と表記されますので、後から編集などすればOKです。


■ 記事の編集 top↑

Publish

記事を公開して、改めて自分の記事を読んでみると、誤字脱字に気付いてあわてて修正というのはよくあるパターンです。 図にあるように、ログインしている状態であれば、管理者だけに表示される2つのアイコンがあり、左側が編集アイコン、右側が削除アイコンです。 これは各記事の下に表示されるので、編集したいのであれば、左の編集アイコンを、削除したいのであれば右の削除アイコンをクリックして下さい。

Editor View

 すると管理画面の編集モードの画面に入ります。これは、記事の新規投稿の際のインターフェイスとほとんど変わりませんね。ここでしかるべき 修正をしたら、再度「公開」ボタンで記事を公開できますし、「ドラフト」ボタンだと非公開の記事にすることが出来ます。

 記事の削除に関しては、上述したように、削除アイコンをクリックすると削除できますが、いきなり削除するのもなんですので、必ず再確認の表示が 出ます。間違いなければ削除して下さい。なお、一度削除してしまった記事は元には戻りませんので、削除はくれぐれも慎重に。


■ モブログしてみよう top↑

Moblog Config

ppBlogはケータイからの投稿も可能です。これにはまず設定などの準備が必要ですが、ポイントは

モブログではケータイのメール機能を使って記事を投稿する

ということです。このケータイのメール経由で、記事のみの投稿や写真つきの投稿も可能です。最近のケータイでは、複数の添付ファイルを 同時にメールで送信できますが、ppBlogは、この複数の添付ファイルにも対応しています。

 以下に簡単に投稿までの流れを示します。


  1. サーバー上にモブログ専用のメールボックス(POP3のみ対応)を作成。レンタルサーバーでもメールボックスはいくつも作れるところが多い
  2. ppBlogの管理画面->モブログの設定で、上で作成したメールボックスのPOP3サーバーアドレスやログインID、パスワードなどを設定(右図参照)
  3. 同じ画面で、送信元となるケータイのアドレスを設定(右図参照)
  4. 以上が、あらかじめしておく準備です。次に投稿までの手順

  5. ケータイのメール機能で何か記事を書く。写メールやi-shotなどの写真付きでも動画付きでもOKです。それを上で作成したモブログ受信用メールボックスのアドレスに送信
  6. 送信が済んだら、次は、i-modeなどのインターネット経由で、お使いのppBlogサイトのmob.phpにアクセス。そこでパスワードを訊ねられるので、ブログのパスワードで認証して下さい。指定したメールボックスにメールが届いていれば、それをppBlogの記事として 投稿する処理を行います。もし、メールボックスにメールがなければ、「今のところモブログメールはありません」と表示されます。
  7. メールボックスにメールがあって、無事に投稿処理が終わると、「エントリー成功! moblog:1 OK!」と表示され、「ケータイモードで記事を閲覧しますか?」と聞いてくるので、そのまま続けてもいい(moby.phpにリンクする)ですし、ここで接続を切ってもいいです。

以上のような感じです。ポイントは、記事はメール機能で作成、そしてmob.phpはあくまで投稿処理用のプログラムで、実際に記事やコメントを閲覧したり編集したりするのはmoby.phpの方ということです。

上では、記事を書いたらすぐにmob.phpにアクセスしていますが、メールボックスには、いくつも記事をためておけるので、複数のモブログ記事を一括して投稿ということも可能で、これは同じようにmob.phpにアクセスするだけで処理してくれます。また、管理画面->環境設定で「モブログの自動チェック」を有効にしておくと、上記図にある指定した時間間隔で、index.phpに記述してあるプログラムがメールボックスをチェックしにいくので、mob.phpにアクセスせずに自動投稿が可能です(もっとも、この機能はcronを利用しているわけではないので、index.phpにある程度のアクセスがないと有効には働きませんが)。



バグやリクエスト・質問 top↑

 何かあったら,フォーラムで相談して下さい。

アップデートや最新情報 top↑

 オフィシャルサイトのhttp://p2b.jp/で最新の情報はお知らせしますので  なるべく定期的に覗かれて下さい。また,新しいモジュールやテーマなどの告知もここで行いますので。
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